たびだつまえに、準備をしたことを下記の項目順で書いてみました。
「どうして世界旅行に行くの?」「予算について考えました」「旅のルート(予定)」「もちもの」「予防接種」「旅行中の住民票」「海外旅行保険」「余談」
なお、内容は2004年7月6日のたびに出発する前に書いたもので、紆余曲折を経て、現在と若干変わってたり、異なる事実があることゆるしてください。
それは、行きたいから、です。
世界をぐるっと旅するのにいくらかかる?
そんなの最初は見当もつかなかった。
ただ漠然と、「何かすごいお金かかりそう」とだけ思っていた。
旅行に行こうかという話が本格的になってきたとき、いろいろ調べてみた。
そして今でも、実のところいくらかかるかは、わからない。
てか、行ってみないと。
(とはいっても、お知りになりたい方もいらっしゃると思うので、一応の予算は、
二人で500万円をみています。足りるかな?)
世界一周したいねといったものの、どっから周る?
私たちは、最初に行く国をどこにするか? でけっこうもめました?
最終的に決めたのも、この前。というか旅立つ直前。
西回りのアジアの方から行くのか、東回りのアメリカ大陸の方から行くのか、
というレベルのときから、やっぱりサバイバルのアジアは最初のほうがいいよ、
ってことでいざアジアから行こう! と決めてからも、
韓国? 中国? もっと南のほうから? とどこがいいかな、と考えてた。
結局は、中国は季節のいい時期(とガイドブックに書いてあった) 9月に行きたい! と思って、
いつ行っても暑そうなタイのバンコクからの西回りに大決定ーー。パチパチパチ。
夫はお隣の韓国→中国路線を狙っていたので、今でもしぶしぶかな?
(そして、タイ行きの航空券を予約した後に読んだガイドブックに一言。
「タイは5月から10月が雨期です」だって。
えっ、じゃあ、7月も雨期?
なぜ先にそれを読んでない!?
ま、一日中降ってはないって書いてあるし、いいか。
(夫にはまだ言ってない。)
ある日ノートに、世界旅行に持っていくものを書き出してみた。
移動するときはそれらを全部持って動くんだから、
荷物は「軽い」「小さい」「かさばらない」がいいな、と思う、当たり前だけど。
最低限のものだけ、というスタンスで書いてみたけど、こちゃこちゃいっぱいあるのね。
余裕でノート見開き1ページ分になった。
そりゃ、それだけの荷物で生活していくんだもんなぁ。
爪切りとか懐中電灯も常に一緒に移動するのね。
一応荷物を減らすために、最低限、
●現地調達できるものは現地で買う(シャンプーなどの日用品とか)
●夏に出発するから、冬物は持っていかない。
とは思っている。
実はまだ、全部かばんに詰めてみたことがない。
入るかいな、全部??
そして、持てるのか!?
ちなみに、夫は親からもらった背負うタイプのバックパック(がんばってや)、
私はコロコロのついた3way タイプのかばん(てへ)
どんな格好になるのか、来週あたり試してみようと思っている。
世界旅行に行くために必要なもののひとつが予防接種。
今までの旅行ではあんまり必要を感じたこともなく、
予防接種をした記憶は、ミャンマーのインフルエンザの1回だけ。
でも今回はちょっと違う。
今まで行った事のないインドやアフリカ、南米も回る。
もしかしたら知らない病気とかもあるかも?
ってことで、種類もよくわからないところから調べ始めてみた。
そしたらいっぱいあった。
破傷風、A型肝炎、B型肝炎、黄熱、狂犬病、日本脳炎・・・
参考 :
http://www.forth.go.jp
(海外渡航者のための感染症情報)
最終的には病院の先生と相談のうえ、以下の5種類を受けることに。
★A型肝炎
★破傷風
★狂犬病
★日本脳炎
★黄熱
上の4種類はそれぞれ2回ずつ打つ必要がある。
1回接種したら次回まで約1週間以上あけないとだめなので、
本来なら1回に1本ずつ接種して、8本で約2ヶ月かかる計算。
だけど私たちは1回につき2本ずつ受けた。
毎回左腕と右腕に1本ずつ、ぷすぷすと。
なので病院に行ったのは全部で4回。効率的♪
予防接種は筋肉注射。
だから痛い! という先入観があったので、こんなにヤダなーと思っていた。
が、実際やってみると思っていたほど痛くない。というか私は全然痛くなかったよ。
拍子抜け。
慣れると看護婦さんが注射をするところをじっと見てしまう。
普通の注射と違って血管を探して打つ必要がないので、
けっこう大雑把に、大胆に、勢いよく打たれる。
二の腕の筋肉をぎゅっとつままれて、その盛り上がったところにぶすっといかれる。
私は心の中で、「こんなんやったら、私でも絶対できる!」と思っていた。
ちなみにスケジュールは。。
2004.04.30 A型肝炎と破傷風 1回目
2004.05.07 狂犬病と日本脳炎 1回目
2004.06.09 A型肝炎と破傷風 2回目
2004.06.16 狂犬病と日本脳炎 2回目
2004.06.23 黄熱
最後の黄熱だけは普通の病院では扱っておらず、国が管轄する検疫所などで接種する。
黄熱は、接種後一ヶ月は他の予防接種ができないので、大概の場合一番最後に打つことが多い。
私たちも大阪検疫所で、一番最後に受けた。
ワクチンが生ワクチンで、数人分がビン?に一緒に入っているらしい。
同じ時間に5, 6人の予約を受付けていたようだ。
申込書の中に、渡航国と渡航目的にチェックをする欄があったけど、
渡航目的のところに、「仕事」「観光」と並んで「冒険」とあったよ!
いまどき「冒険」て(笑)
▲いた〜い!?
注射には慣れていたから、痛みの面での怖さはなかったけど、
先生がマスクをして、すごい汗だくで、おまけに手(指)がぷるぷると震えていたのが怖かった。
今回は先生の顔をじっと見てしまった。
さて、これで無事すべての注射が終わったー。
日本では長期不在になるので、私たちは住民票を抜いていくことにした。
そうしたら、国民年金や健康保険料は支払わなくてもよいので。
そんな話をしてたら、夫の父親に聞かれた。
「それって住所不定?」
あ、そうなるのかな。
そうか、日本の住所がないから住所不定なんだ私たち。
「へへー、なかなかなれるものじゃないよね」と妙に納得した一言だった。
約二年の予定の海外旅行。保険はだいたいいくらくらいになるんだろう?
普段あんまり「保険」というものに興味のない私たち。
さすがに二年間海外に行くからには入らなきゃ、です。
・・・・ということでいろいろ調べてみた。
すると、どうも“ジェイアイ傷害火災保険”というところ(旅行のJTBと保険機構のAIGの提携会社)がバラがけできて、長期旅行者には人気らしい。
さっそくパンフレットを見てみて二人してびっくりした。
ありえない、高いよ、高すぎる。
保証金は全部最低額にして、必要そうなものだけピックアップしただけで、二人で二年間で約40万!!
うそー、こんなにするの??
高すぎる。。
よく見ていくと、「疾病治療」の保険料が高い。
一人一年間で613,30円。
単純計算で、二人で二年間で245,320円だから、
「疾病治療」だけで全保険料の約60%を占めていることになる!
うぬぅ。
そこで出た案。
疾病の保険に入らなかったら、、どうなる?
二人とも入らなかったら、それだけで保険料は一気に15万円になるよ。
おぅぅ、魅力的。
さらに夫は、「俺は二年間で病院費用12万はかからない」と言ってきた。
え、それって確かに一理あるけど、、そんな考え方あり??
だんだん私も、今までの海外旅行保険のこととか思い出して、
確かに、私もパリで財布すられたとき、3万円くらい保険金で帰ってきて、
保険入っててよかった!!と思ったけど、
考えてみたらそれ以上の保険金をもともと支払っていたもんな。。
とか根本的にどこかズレてそうなことを考え始めた。
そして、
「そうやんな、たとえ風邪とかひいても、大概病院行かんくても、寝てたら治るよなぁ」
「そうやそうや」
という話になり、一旦「疾病」は入らない方向で、と結論づけることに。
でもその後。。
いろんな人と話してたら、
友達には「チベットで高山病にかかったよ」と聞くわ、
旅慣れている知合いも「さすがに南米では高山病になって一週間入院したよ」と言われるわ、
母親にいたっては「マラリアには絶対かかるって」と断言してきた。(どんな母親や)
また、ある友達からは
「疾病には絶対入っときって!! ほんとに病気になったらどうするん」
「入らないのはあり得ない!!!」
とすごい勢いで言われ、あげくの果てに、「最悪みさちゃんだけは入っとかな」という意見も。
うーむ、そうか、やはり入っていたほうが安心できるかな、
と私はだんだん(自分だけでも)安全になる方向に傾いてきた。
最後まで「絶対入る必要ない」と言い張っていた夫も、
さすがに今まで行ったことのないアフリカや南米で、
実際に病気や入院をしている人の話を聞いて「う〜ん・・・」とちょっと考え込んできて。
そして出した結論。
結局“二人とも疾病に入る”。
確かに世界は広い。何が起こるかわからない。
準備の段階でお金をケチったために、どこかの国で病気になって、大金を払うハメに・・・
というのもいただけない。
高いけど、ここは素直に入っておこうかな。
ちなみに、一人あたりの保険料約20万円を二年間(730日)で割ると、一日あたり271円!
あれ、こう考えると意外と安いかも。
一日約300円を払い続けていることで、いざというときに何百万も保障してもらえるのなら、
と最後は納得した。
夫も「そう考えれるなら、12万も納得できる」と言っていた。ほっ。
いやいやそもそも、そこはケチるところじゃないんじゃない!?
という声も聞こえてきそうだけど。
パスポートのお名前はとても大切。
何といっても世界中で自分の名前を証明するものだし、
当然のことながら、旅行中は飛行機のチケットやビザの名前も全部パスポートと同じものになる。
結婚したときに、私の苗字は夫の苗字になった。
でもパスポートの名前は、旧姓のままにしていた。
結婚して苗字が変わると、パスポートの名前の変更は以下の二通りから選べる。
@新しい苗字で新規作成する(10年パスポートで手数料\15,000。交付まで約1週間)
A今のパスポートに訂正内容を追記する(名前や写真などはそのまま。手数料\900!
しかも交付まで2時間という素早さ)
私のパスポートは10年間使えるもので、結婚の半年くらい前に取得したばかりだった。
つまりまだ9年以上有効期間があるのだ。
手数料もケタ違いだし、迷うことなくAを選んだ。
その後そのパスポートで数回海外に行ったけど、短期だったし何の問題もなかった。
だから、今回ももちろんこのパスポートで行く気満々だった。まだまだ使えるしー。
しかし今回。
偶然なのか何なのか、出発前にこのパスポートで面倒なことがいくつか重なった。何度も。
全部書くと大変なので書かないけど、黄熱の予防接種のときや航空券、トラベラーズチェックの入手のときに、新姓でサインするやら、旧姓で申請書を作るやら、何やかやとやりとりが面倒なことが起こったのだ。特に電話のとき。
今までこんなことなかったのに?
そこで、ふと考えてしまった。
うむー、これから大量のビザを取ることになるだろうし、
何も言われなかったら問題ないけど、言われたときに毎回こんなことになるとはめんどうだなー。
日本ですらこうなのに、これからはずっと海外。
日本のパスポートの仕組みに慣れていない海外の人が、税関や大使館に座っているんだ。
説明が面倒というより、名前がどうのこうので旅行の時間が取られるのがいやだった。
こういう状況の人って私だけじゃないハズだし、
まだまだ立派に使えるパスポートで、何かと不便なのは納得いかなかったけど、
だんだん、「今回の旅行は、このパスポートで行くんじゃない、新しい新姓のパスポートで行くのじゃ」
と誰かに言われているような気がしてきた。
少々お金を払ってでもパスポートを新姓で作れば、
それらの起こるかもしれないめんどくさいことを避けられのでは、と思えてきた。
それで、急に思い立って新しくパスポートを作り直すことに。
さっそく最寄のパスポートセンターに出向くと、ここでも一波乱が待っていた?
いそいそと10年パスポートを申請すると、お姉さんが一言。
「今のパスポートは変更するところが何もないので、新しく発行することはできません。」
え?
「どうしても、と言うのならこれから新姓で新しいものをお作りできますが、
有効期限は今のパスポートと同じで、手数料が12,000円かかります」
え、そうなの!?
知らなかったよ。
はぁぁ。
もちろんパスポートを何度も再発行したり変更したりするのもおかしいといえばおかしいけれど、
なんだか融通がきかないものだ。
そして全ての手続きが終わってから、最後に一言お姉さんが。
「ひとつご説明しとかなくてはいけないんですけど、今回発行するパスポートを万が一海外でなくされた場合、次の再発行は問題ないんですけど、二度目の再発行は難しいかもしれません」
・・・え?
そうなの、そうなの!?
「今回の再発行で、本来なら再発行しないところをしているので、あと一回再発行すると外務省の方で、“この人は問題がある、怪しい”というような、チェックが入るんです。」
なぬ〜。
そうなんだ。
いろいろあるねんな、恐るべきパスポート。
でも、何はともあれこのパスポートは世界旅行のために新調されたもの!
世界一周のスタートからのスタンプが押されていくんだなぁと思うとワクワクするし、
後から見るのもきっと楽しいだろうな。
そのパスポートも、7月1日にできあがった。
さぁ、出発だ!!